SOLD OUT
手塚充作
安南の生地に染付で竹を描いた、手塚充氏の作風を代表する作品です。
手塚充氏は昭和17年京都で手塚玉堂氏の五男として生まれました。
兄の手塚慧氏は二代玉堂を襲名し、兄の手塚央氏、手塚大示氏も陶芸家です。
陶芸一家で育った手塚充氏は父を師事し、昭和46年に独立して京都山科清水団地にて勧修寺窯を開窯しました。
平成13年還暦の時に大徳寺管長高田明浦師に窯名「花蝶窯」と「石雲」号をいただき、以後手塚石雲を名乗っています。
この窯名と号は大徳寺開祖の大燈国師による「花を持ったなら自ら花となって蝶を招き、石を買えば自ら石となって雲を生じる」という一文からつけられました。
平成28年お亡くなりになりました。
この花入は新品同様で桐箱もきれいです。底は安南の約束の鉄釉で在印アリ。作家共布付です。
共箱
高15.8cm口径14.5cm胴径12.2cm