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紫交趾宝珠香合

25,000円

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中村翠嵐作 茶の湯では交趾(コーチ)はやきものの名称で使われるようになり、桃山時代からの朱印船貿易において「交趾」(今のベトナム)から渡来したやきものとして認識されその代表として交趾香合がございました。 中国においては堆線で文様を施し青・藍・紫などの色釉が塗り分けられたものが法花と呼ばれる技法が伝世しております。 この香合は紫地に金彩で牡丹唐草と水色の珠の中に鳳凰が描かれています。頭がとがっていて火炎が燃え上っている宝珠はほしい物が思いのままに出せるという形です。 作者の中村翠嵐氏は昭和17年京都に生まれて交趾焼(こうちやき)を商標登録をし新しい技法による制作に取り組みました。 平成15年京の名工、平成22年現代の名工厚生労働大臣表彰、平成26年瑞宝単光章を受けられました。 この香合は中と底裏も綺麗で翠嵐の印もきっちりと押されていて、雅びな色彩と侘びの風情がある逸品に仕上がっています。箱共にきれいな古物美品です。 共箱 サイズ:径5.5cm 高さ5.3cm ※商品の写真はできる限り実物の色に近づけるよう加工しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。

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